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Fleurs de cerisier.:04

はは、久々のお話がこれですか
えっとミシディアですよ。
2年程前に書いたクラウディアさん女子高生、ミシアさん保険医のお話ですね。
妄想してたのがその設定の続きが先に浮かんでしまって。

今回ティナさん出てきますが、おまけでちょっとだけです。
それとセフィがちょっと不憫属性
すっごい色モノですが大丈夫という方だけどうぞ
重要なことをもう一つリハビリも無しに書きあげたんで文章がグダグダですよ
読みづらいし、設定もあれ何でいや、無理かもと思われたら何も言わずに画面を閉じてくださいね

注意事項
二次小説です
管理人の妄想と捏造が入り乱れています
皆様のイメージと180度違う場合があります
ゲーム本編の内容と一切関係ありません

ミシディアですよ

一応百合?ですよ
現パロ
ミシアさん保健医
ディアさん女子高生

大丈夫という方のみ追記からどうぞ



Fleurs de cerisier.:04







五時限目のチャイムが鳴ると、パタパタと廊下を駆ける足音が響く。
扉の前でその音は止まり、そしてそろそろと静かに扉を開ける音。
来たかと足音が聞こえた時点で扉の方に目をやっていた。その扉を開ける人物は自分の予想していた人物。
申し訳なさそうに、しているのは最初だけ。来ちゃったと小さく笑い、慣れたようにテーブルの上に今、彼女の教室で行われている授業の教科書と筆記用具を広げた。
今日は朝から保健室に閉じ籠りはしなかった。少し寂しかったが、昨日のおかげで本来あるべき状態になれたかと安堵していた。幸い友達もできた。と言っていたからキープ出来るだろうと思っていたが。
「結局、ダメですか」
「これでも努力はしているんですよ」
端正な顔が苦笑いで歪む。
まあ、無理も無いかと記憶を辿る。記憶が正しければ、現在ディアのクラスでは化学だ。
「百歩譲って、朝と帰りは我慢出来るけど、無理」
そう語気を強くし断言する彼女。気持ちも分からなくも無いが、それでは少々問題もある、たかだか一教科、単位を落として留年でもしたら、そう諭すも表情は険しい。
「何であいつは平気なんだろう」
窓の向こうを見つめ、いない相手に文句を垂れる。子供のように少し頬を膨らます仕草が可愛いと思いつつ、ほんのりとその相手に妬いてしまう。彼女はそんな事も気にも留めず話し(独り言かもしれない)を続ける。
「香水の匂いが好きとも思えないし、鈍感なのかな」
「他人に興味が無いからですよ」
彼女の意識を自分へと向かせようと発した一言に、易々と引っ掛かる。大きな瞳がこちらを捉える。興味深そうに、分からない問題の答えをおねだりする子供の雰囲気が伺えた。
「他人の事なんてどうでも良いんです、彼は…排他的で…他人なんて面倒なもので」
本当は色々、大学時代の悪事を言いそうになったが、それは自分だって渡った橋だから、詳しくは話さなかったが、きっと、まともに他人と向き合った事も無いのでしょう。
女性とのお付き合いもそうだ。
あの容姿だから不自由した事なんて無い。けれどもどれも、真剣では無かった。彼にとって他人や煙草は埋め合わせでしかないのだ。
「じゃあ、なんで教師なんかになったんだろう」
そんな人間が教育者だなんて、と呆れた呟きを吐いたが、瞳は恐れを抱いていた。彼女はさっぱりした性格だが、恐れや、不信感を誰よりも感じやすい子であった。時折、寂しそうな表情をする。その時は声を掛ける事も出来ない程、ほんの一瞬だが空気が僅かに張り詰める。そうしてすぐに何時も通りの彼女に戻る。
今はもうそんな雰囲気は無かった。教科書を見つめながら、マーカーを引いて行く。
「…あの人は…まあ、他の生徒には興味は無さそうですが、貴女の事は気にかけていますよ」
「…えー」
心底嫌そうに顔を歪ませる。
「あの人は自分に興味無い人に興味を抱くんです」
「ああ、天の邪鬼って事?」
貴女に似てね。と付け足すと更に表情を歪ませた。
「そう言えば…仲良くなったって言っていた子は?」
『類は友を呼ぶ』だなんて諺があるくらいだ。ディアに似ているのかしら。それとも、その子も他と同じで外見に惑わされる愚かな子なのだろうか。
質問の意図も加えて尋ねると彼女はうーん、と天井を見つめ深く考えると、ううんと首を振る。
「あの子は、…違うかな」
そう言うと、また、小さく唸る。
「授業に出るのは義務って感じだし……それに…可愛いんだよ、御伽噺に出てくる妖精とか、お姫様見たいに、素直で…放っておけないんだけど…浮世離れって言うのかな、不思議な感じがする」
嗚呼、やっぱりこの子に似ているのだな。と酷く納得する。
それより先生…と、呼ばれ、少女の方に向くと、少し不機嫌な様子であった。
「…興味があるの?その子に?」
「ああ…まあ、貴女の様な気難しい子と仲良くなれただなんて、どんな子かしらと思って…」
「そっか、じゃあね…なんであの人の事、そんなに詳しいの?」
「あの人って……ああ、あの人ね、同じ大学の後輩だからです。」
そう言うと大きな瞳が少し驚いた様に、数回瞬きをさせた。
「ほ、本当?」
「本当です、何かにつけて、色々と一緒になってたんで…何て言うか…こう、友達…と言うか悪友ですね。」
そう言うと次の瞬間、少女の表情には薄らとだが安堵に似たものがあった。
「そっか…ふふ…ちょっと安心した」
「貴女…まさか」
「あ、うん…二人は付き合ってたのかなって…だって、此処で煙草吸おうとしてたし、なんだか仲が良すぎるように見えて」
「冗談はおよしなさい!!」
想像をすると鳥肌がちょっと立ってしまった。そうではないのだ。あれとは。確かに見目は綺麗だが、性格やら、過去の遍歴やらが人としてどうか、と問われるものだ。
ごめんね、先生と謝るも、彼女は何処か嬉しそうであった。そうして満足気に教科書とノートを閉じ隅の方へと置いた。
「あのね…先生、ミシア先生、私はね…先生の事沢山知りたいの」
急に声音が大人びた物となる。彼女はこう言うところがある。急に雰囲気が変るのだ。明るいと思っていたら、暗い物を一瞬にして纏う事がある。其れはこの数日間の間にも何度もあった。大した事では無いが、教科書に向けていた目が、別の物を考えるように、天井や窓に向く事があった。その時の、彼女の明るい海の様な青い瞳は、底に何かを沈ませている。其れは全てを呑み込む怪物でも住まわせているような、そんな怖さを抱かせる事もあった。何を考えているのか、何を思っているのか、問おうと思った事もあったが、やはり恐ろしくて聞く事が出来なかった。聞いてしまえば最後、自分が後悔してしまいそうで、もしくは彼女を手放す事が出来なくなってしましそうで。
私はこの子を知っている。決して過去に出会ったとかそういう事ではないけれど。
それでも、だって…この子の目を知っている
「先生!聞いてる?」
「あ…ごめんなさい」
「……大丈夫?具合悪いの?」
「ああ…いえいえ…大丈夫ですよ……ただ…貴女を見ていると思いだすのですよ」
「何を?」
可愛らしげに首を傾げる。その仕草にくす、と笑うと彼女はまた不機嫌そうだった。
「違うんですよ、はぐらかすのに笑った訳じゃないですよ。」
「ディア…貴女はね、私に似ているんです」
「…え」
「詳しい事は徐々に話していきますから、今日の所はこれで許して下さい」
「ケチ」
「まあ、何を言いますか……全部話してはつまらないでしょ、それに…少しずつ話した方が……貴女はまた会いに来てくれるでしょ」
千夜一夜のように、殺されないように、少しずつ話す様にね。
「先生…全部知っても、私は先生の所に来るよ?…先生こそ…私を」
見捨てないで。
最後に呟いた、声は静かな室内に溶けて無くなりそうな程小さかったのに、異様に重かった。
そっと私を探るように白い手が私の手に触れる。
ゾクリと欲を孕んだ疼きが走る。心拍が跳ね上がる。
そのまま、口付けして、そうしてベッドの方に押し倒して仕舞おうかと思った時だった。
コンコンと控えめなノックの音に邪魔をされる。ディアは先生誰か来たよ。と無邪気に言う。
後少しだったのにと残念だったが…今は勤務時間内、また今度、そうだ、今度休日にデートでもしよう。と計画を練った。













おまけ
「はいはい、どなたです?」
扉を開けると、ディアに負けないくらい澄んだ春に咲き誇る菫の様な色の瞳とぶつかる。
体も細く華奢で容姿も繊細な造りで…そうまるで…妖精のようだった。
そんな事を思っていると、あの…と控えめに声を掛けられた。相手は何処か具合悪そうですぐにどうぞと保健室の中へと促すと…「あ」とディアが思い当たる時に発する声を出した。
少女に駆け寄り私よりも先に少女をベッドの方へと連れて行く、手際良く毛布を退け寝かす様に促す。あの子が自分から駆け寄るという事はこの子が…昨日仲良くなったと言う子なのだろう。
少女の顔と自分の頭に記憶した生徒のデータと照らし合わせ、少女がティナ・ブランフォードと言う少女だと言う事を思い出す。
「今日はどうしたんです?ティナ・ブランフォード、顔色が少し悪いですね?」
「…ちょっとその、教室の…香りで酔ってしまったみたいで」
そう言うと、私よりも先にディアは顔を歪ませ。ああほらこうやって第三者が被害にあうのよと、居ない相手に本日何度目かもう解らないが文句を垂れる。
「あ…そうだ…最近美味しいジュース見つけたの、香りに酔った時に飲むとね、少しすっきりするの」
ディアはそう言うが、すぐさま、あ、と重要な事を思い出したようだ。
「ジュース、教室だ。」
ぽそりと言う声は心底嫌そうであった。けれども諦めている様子は無かった。どうするのか見ていると、良い事を想いつた様で口元には悪戯っ子の様な笑みを作っていた。
「先生、私買ってくる!!」
「ちょ!!お待ちなさい!!」
制止しても無駄なようで財布を持って出て行ってしまう。まあ、理由も無くただダルイという理由でサボるような子たちよりかはマシかと心の中で言い聞かせる。
今までのやり取りを見てクスクスと小さく笑う少女へと目を向けると、あ、ごめんなさい。少女は謝った、けれども其れは社交辞令に似た物であって、謝っても笑みは止む事は無かった。
「先生とディアは仲良しなんですね」
「…そうね…貴女もでしょ?」
「でも…先生と一緒に居る時の方が楽しそうだわ」
「そうですか…それより……ティナ・ブランフォード…貴女、本当に香水の匂いで酔っただけですか?」
彼女の下まぶたに指を添えアッカンベーをする要領で裏側が見えるように捲る。貧血かどうか簡単に判断する方法。やはり彼女の瞼の裏は普通の人より白っぽい。
「月のものですか?いえ………きちんと食べていますか?」
この学園は生徒に月経手帳を付けさせている。その管理も私がしている。彼女の月経はまだ先、貧血になるには時期が少し違う。だとすれば…故意に食べていないのかもしれない。
「…気を付けます」
「…貴女…綺麗なのだから、ダイエットの必要は無いでしょ?」
「でも、先生…重いと持ち上げて貰えないから」
その言葉に疑問は覚えたが、それよりも健康を諭す方が大事であった。薬箱の中に貧血の為の薬は無く、戸棚の中にもそれらしいものは見当たらない。買ったは良いが…職員室だ。と思いたい。
「ごめんなさい、今薬を切らしていまして…準備してきますので眠って待って下さい」
そう言うと、少女は少し辛そうに、けれども素直に返事をして、ゆっくりと目を閉じて行った。
すぐに買いに行こうと扉に手を付けようとした時、タイミング良く扉が開く。ディア…と思いきや、見慣れた銀の髪であり、今日も涼しげな、感情が無い表情の化学教師。
「…授業はどうしたんです?それともニコチン摂取ですか?」
「具合が悪い」
「あら、珍しい、でも二日酔いとか、飲みすぎたとかそういう方の為の処方箋はございませんからね」
「違う」
…香水の香りで気持ち悪くなった。そうたどたどしく彼は言う。
今日は似たような台詞を聞く日だなと思いながら、珍しいとも思う。今まで、この学園に赴任してそんな理由でこの人が此処に来た事は無い。
「そう、なら…薬箱に確か吐き気とかを止めるお薬があった筈ですから適当に」
「それが保険医の態度か?」
「あら、何を今さら、貴方に優しくする義理も時間も持ち合わせいませんの、私ちょっと席を外しますので、留守番をお願いします」
すぐ出て行こうと思ったけれど、重要な事を思い出す。
「セフィロス…貴方…今度の休日車貸していただけません?」
「は?」
「だから。車を貸して下さい。」
「…自分のがあるだろう?」
「今車検に出していまして…借りている車は私の趣味じゃないし運転しにくいんです」
「…………別に良いが」
「ありがとうございます。では貴方の分の薬も用意しますので」









さてさて…休日は彼女を連れて…何処に行こうかしら。
















Fin?



はは…おまけ…長くなっちゃったw←
本当は本編に混ぜるつもりが…
ちょっと補足すると作中のティナ子さんの言う重いと持ち上げてもらえないは特に意味はありません。彼女のやっている習い事の関係ですね。
あとセフィは学生時代にミシアさんの車を酷いことにしちゃったりしてるから、素直に貸さざる負えないって言う設定←
基本安全運転なんですけどね
このお話のミシアさんとセフィさん、互いに互いの弱みを握っていたり、握られていたり。な感じですね。
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