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Fleurs de cerisier.:03

なんか…思いのほかすぐに終わったっていう。

ただすっごい未消化。駆け足で書いたんで色々取りこぼしもあるし、表現も拙いし
後々、落ち着いたら手直しします。
それでも…すごく楽しかったですwww

あと…これで…エロかける←

やっぱり無いと寂しいじゃないですか(それはお前だけだ!!)
それとセフィティナの方も書かなきゃね。

注意事項
二次小説です
管理人の妄想と捏造が入り乱れています
皆様のイメージと180度違う場合があります
ゲーム本編の内容と一切関係ありません

ミシディアですよ

一応百合?ですよ
現パロ
ミシアさん保健医
ディアさん女子高生

大丈夫という方のみ追記からどうぞvvv




その日の終わりを告げる鐘が鳴る。その音に安堵しつつも、早くおいで。と、その姿を待ち望む。
約束は二限目だけだったが彼女はその後も姿を表す事は無かった。
帰ってしまったのかと心配になって、彼女のクラスの教鞭を取っていた教師にあの子はいたか。と尋ね、きちんと受けていた事を知っては安堵する。
時々、偶然を装って彼女のクラスの前を通りその姿を確認する。
特別扱いはいけないが、どうしてか彼女の事を放って置く事が出来なかった。ちょっと我が儘で、甘えたで、危うい少女。
早く来なさい、沢山褒めてあげるから。自分の出来る範囲の願いであればいくらでも聞いてあげるから。と、心で唱えた丁度その時、パタパタと迷いなく保健室に向かう足音を聞き入れると、紅い唇は緩やかな弧を描いた。














「先生!香水臭いの我慢して、一日授業受けたよ!!」

ベッドの淵に座り長い足を所在なげにフラフラと揺らす。はしたない仕種も彼女がすると何処か優雅なものに見える。嫌だという事を隠さずに言う割には、少し頬は赤らみ何処かご機嫌だった。そのうち鼻唄まで出て来そうな程、その表情は満足そうに笑みを作っている。喜ばしい事の筈なのにチリチリと胸に火傷のような痛みが走る。私の元から離れないで、とあんなに授業に出る事を強要していたのに。

「二限目だけかと思ってましたのに…」
「うん……でも、ちゃんと出たら先生喜んでくれるかなって。それに友達が出来たの!」
「友達?」
「うん、外国語の授業でペアになった子。色々話があってね、仲良くなれたんだぁ」

光にあてた硝子玉のようにキラキラと瞳が輝く。それは本来有るべき彼女の姿で、その姿を切に願っていたのに。そうであれと描いていたのに。
彼女の思い浮かべるものに。思い出す事象に、そこに私はいるのだろうか?ひっそりと、片隅だけでも良いから、自分がそこにいれば良いのに。
朝に話していた彼女の担任である自分にとっては悪友の彼も、その今日出来たという友達の少女も、ほんの少し憎く感じてしまう。
人間らしい感情は自分が最も嫌うものなのに。女特有の嫉妬の感情は忌むべきものだったのに、結局は自分も堕ちてしまうのかと自嘲したくなる。

「先生?」
「…はい」
「どこか…具合悪いの?」
「いいえ」

すぐに笑顔を取り繕うと、不安げに歪む顔は少し安堵の色を見せた。こんな感情いけないのに。認めてしまえば楽にはなるが、それを抱えて生きていくのは辛い事で、一生葛藤することにもなる。
生徒と教師。その前に…私たちは女なのだ。男の証は無く、豊かな乳房と、欲を潜ませた穴しかない。気持ちを伝えたところで何になるというのだろう?彼女は普通の子なのだ。
普段なら女の子と関係を持つのに躊躇は無く、落とすことは簡単だったのに、彼女に対しては何故か引いてしまう。人形よりも精巧な美しい顔立ちは清廉で、怜悧だ。そしてただただ無邪気だ。それを汚す資格は私には無い。彼女の本来あるべき未来や、将来を奪い去る資格は無い。
結ばれたいと思っても、結ばれたとしても、結末は徒花としか成りえない。実を結ばぬ儘、朽ちて散りゆく定めだ。結局は、過去の残照に思いを馳せることとなるのだ。
だから…せめて。
なるべく、彼女と一緒にいたい。一分でも、一秒でも長く。彼女の未来を潰さない程度で良い。
そうして、せめて一緒にいる時は、彼女にとって安らぎの時間であるようにしたい。
硬くなった表情に、緩やかに口角をあげ、笑って見せた。するとディアも完全に安心したのか微笑みを見せてくれた。貴女はそうやって穏やかな時の中で、微笑っていなさい。

「…ディア…約束を果たしましょう。私の出来る限りですが…お願いを聞きましょう」
「あ、そうだね…あのね」

隣に座ってと言うように彼女はベッドをポンポンと軽く叩く。座ると、じっとこちらを見つめる。瞳はやはり、海や空を混ぜたような澄んだ青だった。けれど凛とした色の中に、僅かに熱が混じっているような気がしたが、それは不安を過らせ、そうして…現実のものとした。

「あのね…キスしても良い?」

一拍上がる鼓動、青の瞳に偽りは無く、白い初な肌はだんだんと朱が走る。揚がる芳香は自分の香水のものか、彼女の甘みか。距離が近づくにつれ酔いを伴う。目が眩む程の甘美な願いに思わず首を縦に振りそうになるが、堪えて、「大人を揶揄んじゃない」と叱りつけようと思ったが言葉は喉元で詰まり失せていく。
瞳は真剣だ。痛いほど、冷たいほど、悲しい程ほど。
小さく唾を飲み、鼓動を整える。そうして言えなかった言葉を言おうとした瞬間にそっと肩に手が添えられた。

「からかってないよ。本当だもん」

好きなんだもん。

「けどね…きっと無理だから…だから、気持ち悪いかもしれないけれど…キス、してくれたら私、あきらめられるから」

華奢な体は震え、涙を含んだ声は迷子の子供のように悲痛だった。
そして、やはりどんなに色情が含むもうと、彼女は無垢だ。
瞳と声には嘘は無い。純粋にまっすぐとしている。
描いた絵空事。願っていた妄想。叶った嬉しさはあれど…。諦めるというのであれば、その花びらのような唇に、私の唇を重ねましょう。されど、きっとその時は私の永遠なる執着の始まりだ。叶わぬ未来に思いを馳せることとなる。
そっと、彼女の眼を手で伏せる。この子の瞳は酔ってしまう。ディアの瞼が下りたことを手の平越しで感じ取る。そしてゆっくりと顔を近づけ。噎せ返る花の香り。ごく微量の控えめな香りであるはずなのに、彼女の香りは芳しく、神経を麻痺させるかのように溶かしていく。
触れた唇はふわりと溶けてしまいそうなほど柔らかい。すぐに離そうと思ったが、ディアの白衣を掴む手はきつく、私も…彼女の体を離すことが出来なかった。目を伏せていた手もいつの間にか細い腰に回して、体の密着を深いものにしていた。
女とは本当に欲深い生き物だと身を持って痛感する。
どうしてだか、幼少の頃からそういった女性の卑しい部分を見て育った。きっと業が深いのだろうと半ば諦めてはいたが、そのせいで決して揺るがず、欲に溺れず、気高く生きようとしていた。
けれど…この少女は全てを崩していく。理想の形も。描いたものも。理性も。彼女の純粋さや、輝きは本能を魅了し、全てを露呈させられる。
重ね合わせていただけの唇。そこから少し舌を出し、彼女の唇を舐める。自分の付けていた口紅の味が広がる。彼女に付いてしまった紅を舐めとりながら、肌や唇の感触を楽しむ。苦しいのか、くすぐったいのか、時折上ずった愛らしい声が漏れる。その口が開く瞬間を見計らって、舌を侵入させると、びくり、と大きく体が震える。
逃れようとする舌を追いかけて絡め捕る。戸惑いながらも私の舌の動きに合わせて絡みつく舌に邪な欲が生まれる。
ほんの悪戯程度と、彼女の胸にでも触れようかとも思ったけれど、それでは強姦魔と一緒だ。きっと彼女なら良いとは言ってくれるだろうが、それを利用しているにしか過ぎない。
ここで男のように貪るのは美しくない。
ゆっくりと唇を離すと、華奢な体にかかっていた力は抜けて腕の中で人形のようにくったりとなる。息を乱して、頬には幾筋か涙の痕。蕩けた瞳がゆっくりと私の方に焦点を合わせる。

「…ズルイ」

ぽそり、と呟くと彼女の唇が再び合わさる。重ねて、擦り合わせて、私の唇の感触を確かめ堪能するように。
その動きはまだぎこちないものの劣情を煽るには十分だった。恍惚の眩暈を覚え、目の前がほんの一瞬だけ白くなる。
これは少し厄介だ。と杞憂するものの心の中では酷く歓喜している。あれほどいけないと律していても、彼女を欲して、そしてこの状況に悦ぶ。
名残惜しくも唇が離れる。じっとこちらを見つめる彼女の目は何か言いたげだった。拗ねた子供のように、一途に想いを抱いてまっすぐにこちらを見つめる。
思わず笑みが漏れた。彼女の可愛らしさからもあったが、その彼女に結局骨抜きにされている自分への自嘲だった。

「狡いのは貴女の方です」

本当に恨めしいったら。
今までこんなに他人にのめり込む事など無かったのに。今まで関係を結んだ子達は何処か愛らしい玩具のように見ていたから、こんな事は初めてだった。しかも子供に本気になっているんだ。
これがどんなに愚かしい事かきっと彼女にはわかるまい。

「人と違うというのは中々に大変なのですよ」
「うん……知ってる」
「…秘密にすることも辛いのですよ」
「大丈夫、わかってる」
「関係の末には実が成さないことも」
「それでも…」

良いの。と何かを誓うように静かに乙女の声が落ちる。
彼女の顔を良く見たくて、頬にかかる錦糸のような髪をかき分け、桜色に染まる頬を包む。じんわりと熱が伝わり、そのぬくもりが徐々に体の奥にまで伝わる。
折角結ばれたのだ。この先何があるか分からないから、一時だけでも欲情に溺れてった良いではないか、と再度唇を重ねようとした。
けれど…それは無遠慮に開く扉の音で阻止される。少女を見ると…酷く不機嫌そうだ。先ほどまでの艶っぽさは無く、残念そうに眉が下がる。
この無遠慮にあける感じや、何の迷いも無く奥に向かう足音には聞き覚えがある。ここ数日、保健室に顔を見せなかった悪友だ。
幸いカーテンを占めていたいから良かったが…こうもタイミングの悪い彼への八つ当たりも込めて、勢いよく開け放つと、少し驚いたような表情を見せる。それでも彼は気にも留めず、横柄な態度だ。寝台にいるディアの姿を確認すると彼は窓辺へ向かい、窓を開け放つ。外と、桜の花の香りが一気に室内に流れ込んだ。
生徒の目も気にせずに煙草を加えて、そして火をつける。一応、配慮して煙が私たちの方に行かないように外に向かって吐き出される。

「…貴方…この二日程の間どうしてたんです」
「…禁煙していた」
「は?」

この男が煙草を吸う理由はニコチン摂取では無いから、その理由は少しおかしい。疑いの眼差しを送るも、やはりこの人は気にも留めず煙草を吸う。漂う紫煙が桜の舞う花びらと混じり溶けあうように見えた。彼は何かを思うようにその煙を見つめている。珍しく何かに想い馳せている。大学からの付き合いで、一緒にいた期間はまあまあ長い方なのだろう。何となくだが癖や、仕種で何かを考えているという事はわかる。ただ残念な事にそれが彼をからかう材料になることなのかは、まだ判断が出来ない。後で判明しても、十分からかう余裕はあるから良いのだが。彼の考え事、それが自分にとって面白いことか、つまらないものか、それを想像するのも楽しかった。でも…今は純粋に楽しめない。何故なら蜜時を邪魔されたのだ。

「…セフィロス…吸うのは良いですけど…今私、虫の居所が悪いんですの」
「ああ…密会でもしていたのか?」

彼にとっては冷やかしだったのだろう。私と、ベッドに座ってこちらのやり取りを見ていた不機嫌なディアを見遣る視線は揶揄が混じる。
けれどもそれは事実で、だからこそからかい半分なのが気に食わない。本当この男は人の癪に触れるのが得意だ。
何か仕返ししたいと思った時だった。「…そうだよ」と冷静な声が響いたのは。そしてその瞬間、彼がきょとん、と間抜けな表情になった後、煙を吐き出すタイミングを見誤ったのか盛大に噎せ返り咳き込む。ここで背中でもさすってあげようかとも思ったが、心の中で嘲ってやった。
咳が落ち着いたころ、彼が本当か?と尋ねるようにこちらを見遣った。此処で彼が本気にしたのはきっとディアがあまりにも真剣な顔つきだったからだ。私はそれに叱りもしないし、悪友の彼になら話しても良いと思っていたから此処は素直に首を縦に振る。それにその方が今後の為にも良さそうだ。予想通り、ある程短くなった煙草を灰皿に押し当て、退室の準備を始める。

「…嗚呼…ただ、その子は俺の生徒だから、あまり意地悪なことはするな」

偉そうに、それだけ言うと去って行ってしまう。彼の女性遍歴を思い出し辿っていくと彼の方がかなり酷い事をしているのに。
行き場の無い、腑に落ちない感情と苛立ち。あの人に偉そうな物言いをされると一気に気分が荒む。忌々しげに彼が出て行った扉を見つめていると、クン、と白衣の袖が引っ張られるのを感じる。彼女の方を見遣ると、ふら、と柔らかいものが唇に押し当てられる。それが彼女の唇で、口づけされたと気づく時にはもう離れてしまっていた。
少し不機嫌だった表情は子供じみた口づけの後には満面の笑みを浮かべていた。

「…先生…今日はもう帰るね」
「…そうですか」

ではまた。明日。そう告げると、また彼女の顔が近づく。耳の当たりで止まり、そうして明日は色々教えてね。と色めいた事を言ってくる。思わず鼓動が跳ね上がる。それなのに悪戯っ子のように笑う。
嗚呼、ほんの少し悔しいから。
明日は、大人の実力を少し見せてあげましょう。



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